陶器の目止め処理


陶器の目止めについて


陶器の多くは吸水性があり、粒子と粒子の隙間に茶渋や料理の汁気が入りやすくシミの原因となります。

目止め処理がされていない陶器は以下の方法での目止め処理をしてからのご使用をおすすめ致します。

1、鍋に器がかぶるぐらいの米のとぎ汁や小麦粉を溶いた水を入れ火にかけます。

2、弱火で10分ほど煮沸した後、鍋につけたままゆっくり冷まします。

3、軽く拭いて、自然乾燥させます。

この作業を最初にしておくと、米のでんぷん質が粒子の隙間に入り、汚れの染み込みを防いでくれます。

また、ついてしまった茶渋やシミは台所用漂白剤や重曹の溶液に浸す事で落とす事ができます。

陶器の特性をご理解頂き、長くご愛用頂ければ幸いです。